敵を知るためには準備期間が必要!

『1年で合格を目指せという意味はわかった。
残りのプラスαとはどういうこと?』。その疑問にお応えしましょう。
それは最短距離1年で合格するためには緻密な計画が大切で、
そのためには敵をよく知る必要があるからです。
敵とは、もちろん学習内容のことでもあり、試験本番の雰囲気のこと。それからあなた自身も敵です。プラスαとは、その敵を十分に見定め対策を立てるための準備期間です。期間はアバウトですが3~5カ月くらいとしておきましょう。

(1)学習計画について

「勉強の第一歩は学習計画を立てること」。
たしかにそれはそうで正論です。
しかし行政書士の学習内容のことを一つもわからないうちに立てた計画なんか、結局は絵に描いた餅でしかありません。
「4月と5月は行政法と民法、8月までに憲法と一般知識…」。
敵が何かをわからなくては、そんな風に年間スケジュールを立ててみてもなんの意味もありません。

行政法が手強いのはなぜか?それでも1年間で行政法だけは8割得点できるようになるためにはどうすればいいのか?
勉強に本腰を入れる前に(年間スケジュールを立てる前に)、
そのような感触を持っていることが肝心です。
それには、まずはあまり気負わないで、ランダムに学んでみる期間があった方がいいです。
そしてその入り口に適しているのがCDやDVDなどの
メディア教材なのです。

「公権力の行使とは?」
「地方公共団体の組織及び運営について」
「行政機関情報公開法とは?」
「行政事件訴訟法とは?」

いまそんな質問をされたとして、あなたは一言二言でも何かまともな返答ができる人ですか?もしそうでなければわるいことは言いません。
音声や映像(CD・DVD)の勉強から入って、
法律の世界に早く馴染んでしまうことです。
基礎法学や憲法、民法など一通りメディア教材を観て・聴いてしまってあたりをつけてしまうのです。
もちろん行政書士に合格するためには基本テキストも過去問題集も深くやり通す根気が必要です。
でもあたりがついていないことには、現実的なペース配分の見極めがつきません。
そのためのプラスα(準備期間)の期間と、CD・DVDが必要なのです。

(2)1年間の勉強の前に試験の本番を経験しておくこと。

これも大事です。
試験会場独特の雰囲気を本格的な勉強の前に体験しておくことです。
これは模擬試験でもよさそうな気がするかもしれませんが、それではダメです。
本試験の午後1時から3時間の試験を、気を抜かずに受けてみて、
そのうえで一度落第してみることが大事です。

やっつけの勉強で、満点の2~3割は正解できるという手応えを体感しておくことも大事です。本試験を経験すると勉強意欲も出てきます。
本格的な勉強に入るのは、本試験を受けたその翌日からです。