講師の解説の声が聞こえるようになったらしめたモノ!

CD教材を100%活かすポイントは時間の許すかぎり何度でも繰り返して聴くこと。講義の内容を空でいえるようになることです。

「はい、それではね、148ページに入りまして、地方自治法というところに入っていきたいと思います。いわゆる地方自治法ということでねっ。
まず最初に出てくるのが総論部分なんですが、地方自治法は地方自治の本旨にもとづいて、公共団体の区分、組織・運営、国との関係などを定めています…」。

音声でお伝えできないのが残念ですが、
CD講義とはそのようなスタイルで進みます。

漫才や落語はみなさんも聞いたことがあるでしょう。
勉強ですからそんな風に面白可笑しくというわけにはいきませんが、
優れたメディア教材は聴きやすいのです。
iPodに落としておいた講義も、3順目くらいになってくると先の展開が読めるようになってきます。講師がほんのちょっとだけ噛んでしまったりする個所もあったりしますが、それがかえって記憶のフックになったりして。
前後の大事な内容がなぜかすんなり頭に入ったりします。

私もCDやDVDを使って勉強したのは行政書士の勉強が初めてですが(教材はフォーサイトを使いました)、その効果の高さには最初はちょっと驚きました。高校や大学で親しんできた授業を聴くのとはどうも様子が違うのです。

地味なことですが授業とのちがいのポイントは2つあると私なりに思っています。
ひとつは講師が録音前にリハをやっているからでしょう。
少し早口でまくし立ててくるので、たとえば1分間あたりの情報量が教室の授業にくらべずっと多いことです。それでもテンポがよいので聴いていて集中が途切れることがありません。
2つ目のポイントは、CDですから授業とはちがい、まったく同じ音声を何度でも繰り返して聴けることです。

繰り返しは学習の基本です。
しかしテキストのみを何度か繰り返しても、CD・DVD教材のようには早く記憶が定着しないのではないかと思います。
理由をはっきりとは説明できないですが、やはり文字だけ読んで覚えるより、音声を聴いたり見たりしながら覚える方が、イメージがしやすいということなのでしょう。

私はフォーサイトのCDを中心にして勉強しました。
準備期間中の勉強は、CDだけは聴きこんで、さらっとテキストを読んでわからないながらも過去問を一通り解いてみる。
そんなラフな感じでした。

それでも4カ月ほどの準備で、3割は得点できました。
面白いもので、本試験で問題を解いている時に、
CDの講師の声が聞こえてくる、思い出せるのです。
『よし、これなら来年は絶対いける!』。受かるつもりなんかさらさらない受験会場で、私にはそんな感触がありました。準備期間と1年間の勉強期間を合わせ、CDは、最低10回以上聴いています。